屏風は中国から伝わり,古くは奈良時代のものが正倉院に遺されています。当時は宮廷の調度として用いられたり,
儀式の折りに特別な役割を果たしたりするなどしました。
平安時代には屏風の一扇一扇に絵を描いていましたが,中世に紙の蝶番(ちょうつがい)が工夫され,
屏風全体に連続して絵を描けるようになりました。
これが日本独特の屏風の形式となりました。
その後,花鳥画や山水画,風俗画などが時代と共に多彩に描かれ,重要な装飾家具の一つとして発展しました。
近代以降は,新たに生まれた展覧会という場において,ダイナミックで装飾性豊かな作品など,
大画面から得られる効果的な表現を追求した発表形態の一つとしても描かれるようになります。
本展では,下村観山,菱田春草,木村武山をはじめ,森田曠平(こうへい),西村昭二郎など,
近・現代の画家が描いた屏風絵19点を展示し,その魅力を紹介します。
会 期 : 2月16日(土)〜4月13日(日)
開館時間 : 午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 : 月曜日
主 催 : 茨城県天心記念五浦美術館
会 場 : 茨城県天心記念五浦美術館 展示室A
〒319-1703 北茨城市大津町椿2083
Tel. 0293-46-5311
入館料 : 一般180円(140円)/高大生110円(80円)/小中生80円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金
※満70歳以上の方(昭和13〔1938〕年4月1日以前に生まれた方を含む)
と障害者手帳をご持参の方等は入館無料
※土曜日は高校生以下無料(但し学年末・学年始の休業期間は除く)
出品数 : 日本画(屏風) 19点
主な作品
下村観山 「老松」 大正5年頃 絹本・彩色・屏風六曲一双
菱田春草 「猫に烏」 明治43年 絹本・彩色・屏風二曲一双
木村武山 「イソップ物語」 大正元〜2年 絹本・彩色・屏風二曲一双
永田春水 「萬年孔雀図」 昭和12年頃 絹本・彩色・屏風二曲一双
小野竹喬(ちっきょう) 「武陵桃源(ぶりょうとうげん)」 大正7年頃 絹本・彩色・屏風六曲一双
※生没年順
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■問い合わせ先
茨城県天心記念五浦美術館
〒319-1703
茨城県北茨城市大津町椿2083
TEL 0293−46−5311
FAX 0293−46−5711
2008年02月29日
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